(大学院卒)自己PRの例文・書き方
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(大学院卒)自己PRの例文・書き方
大学院卒の自己PR文では、自分の専門分野と就職希望先の企業とをいかに上手く結びつけるかがポイントとなります。大学院卒者に割当てられた内定枠はそう多くはありませんから、その分野の最先端企業を狙うのであれば相当な激戦は覚悟しなくてはいけません。これは理系についてはもちろんのこと、特徴を発揮しにくい文系についても同様なのです。
大学院生はそもそも「なぜ院に進学したのか」という点から自己PRの内容を構成する必要があります。学部卒の時点で就職できそうになかったから・・・といったネガティブな理由が透けて見えるようではマズイのです。
専門分野を語ろうとすればするほど自信がなくなってしまうのもある意味仕方のないことです。相手だってプロフェッショナルですから中途半端な内容では底が知れてしまいます。自己PRでは専門分野半分、人間力半分で望みましょう。採用担当者が本当に知りたがっているのはあなたの人間性なのです。
大学院卒の自己PR 例文
私は○○大学○○研究室にて地殻変動と地震に関する研究を行って参りました。その中で実際の震災被災者の方々と意見交換をする機会もとても多かったのですが、地震の被害をいかに防ぐかは単に学術的な意味だけではなく、この地震大国日本で生きる一人一人の国民にとっていかに重要で切実な問題であるかを痛感したのです。御社は建築工学の分野では世界一だと存じております。確かに私は建築学科出身の人間ではありません。しかし、地震に関する知識と建物の耐震性向上に対する思いの強さは人一倍であると自負しております。私は耐震構造に関する斬新なアイディアをこれまでいくつも考えて参りました。それらが実際に製品化されるかは未だ分かりませんが、採用して頂いた暁には必ずや御社の強みである耐震技術の発展に大きく寄与できると確信しております。何卒宜しくお願い致します。
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上記は地震に関する研究を、耐震化技術と結びつけ建設業界へと就職を希望した大学院生の例文となっています。なぜ建設業界を希望したのかが専門分野からのアプローチと、被災者の声を聞いて胸を打たれたという人間性からのアプローチのニ方向から行われておりなかなか攻撃力の高い自己PRになっていますね。
このように、いかに複数の要素をクロスオーバーさせて自己PRへと繋げるかが大学院生の自己PR文のポイントと言えるでしょう。
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